![]() | 丹波家殺人事件 (講談社文庫) (1994/05) 折原 一 商品詳細を見る |
・あらすじ
建設会社のワンマン会長・丹波竜造が、伊豆沖でヨット航海中に遭難した。死体が発見されぬまま、葬式が執り行われたその日に、長男が密室状況の仏間で不可解な死を遂げる。それは、これから一族の人々を襲う殺人劇の幕明けにすぎなかった。張りめぐらされた伏線、驚愕のトリック、めくるめく折原ワールドの真骨頂。
・オススメ度
★★★★☆☆☆☆☆☆
・感想
叙述物だと期待してたら、そんなこともなく普通のミステリでガッカリ。
たとえ叙述でなくとも、内容が面白ければ何の問題も無いのだけど、面白くないのだからやっぱり問題がある。
ドロドロ具合が昼ドラや2時間ドラマチックで陳腐に思えてしまった。
相続争いしますよと言わんばかりの家族構成や兄弟の不仲とか。
エピローグはまぁ、やっぱりという感想。能ある鷹は爪を隠すともいうし。
![]() | 螺旋館の殺人 (講談社文庫) (1993/08) 折原 一 商品詳細を見る |
・あらすじ
世間をアッといわせる新作を久しぶりに発表すべく、山荘にこもって執筆を開始した老作家のもとに、作家志望の美貌の女性が、書き上げたばかりの自らの原稿を持って訪れる。すべての謎は、ここから始まった。奇妙極まる盗作事件、そして殺人。精緻な多重トリックが冴える奇想天外な傑作長編ミステリー。
・オススメ度
★★★★★☆☆☆☆☆
・感想
前作と内容的には少し似てる。
第一部は、正直予想通りの展開で驚きも殆ど無く。
第二部のトリックも、ヒントが多かったのですぐに分かってしまい、ネタ晴らしでも全く驚けず。
そこからもう一押し欲しかったところ。
エピローグでのどんでん返しも、オープニングと第一部の冒頭での矛盾点から何となく想像はついていたので、これまた驚けず。
結果、それほど面白いと思えなかった。
少しヒントが多すぎたのと、どんでん返しが常識的だったからかな。多分。
![]() | 火星ダーク・バラード (2003/11) 上田 早夕里 商品詳細を見る |
・あらすじ
火星治安管理局員・水島烈は同僚の神月璃奈とともに、凶悪殺人犯ジョエル・タニを護送中、襲撃を受けて意識を失うが、それは、肉食恐竜の姿をした生物によるものだった!意識を取り戻した水島を持っていたのは、ジョエル・タニ逃亡の知らせと璃奈の無惨な死体―。捜査当局から疑いをかけられた水島は自らの潔白を証明するため、個人捜査を開始するが、その矢先、アデリーンという美少女と出会う。事件の真相を知っていると語る彼女は他人の精神と共振することのできる「超共感性」と呼ばれる特殊な脳機能の持ち主だった。だが、すでに事態は二人の力だけではどうしようもない方向へと向かっていたのだった…。サスペンスに満ちた展開で息つく間も与えないSF巨篇、堂々の誕生!第4回小松左京賞受賞作。
・オススメ度
★★★★★★★★☆☆
・感想
火星を舞台に繰り広げられる、サスペンス要素に満ちた物語。
SFの割りに、専門用語の嵐で意味が分からなくなると言うことも無く、SF初心者の自分でも抵抗は無かった。
展開がスピーディーで飽きることなく読むことが出来たし、「超共感性」のアデリーン一人ではコントロールできないという設定も面白かった。
アクション、サスペンス、恋愛といったエンターテインメント的な側面だけでなく、メッセージ性にも富んでいる作品で、読了後色々考えさせられることもあった。
もうすぐ文庫版が発売され、その際には加筆修正などが行われているらしいので、そのときはもう一度読んでみようかな。
![]() | 好き好き大好き超愛してる。 (2004/08/07) 舞城 王太郎 商品詳細を見る |
・あらすじ
愛は祈りだ。僕は祈る。ゼロ年代デビュー、“ゼロの波の新人”の第一走者が放つ、「恋愛」と「小説」をめぐる恋愛小説。同時収録「ドリルホール・イン・マイ・ブレイン」
・オススメ度
★★★★★★☆☆☆☆
・感想
『好き好き大好き超愛してる』はタイトルの割りに恋愛小説という感じではなかった。
よくある表面上の薄っぺらな愛についての話ではなく、その深い深いところまでいっている。
メインは柿緒の話だと思うんだけど、ニオモの話も独特な世界観があって楽しめた。
『ドリルホール・イン・マイ・ブレイン』は設定は良かったんだけど、一気に読ませる作品ではなかったかな、と。
正直中盤からの性的な描写にはウンザリだったし、ラストも意味が分からなかった。
細かい部分まで追求してはダメなんだろうか。
![]() | 密室殺人ゲーム王手飛車取り (講談社ノベルス) (2007/01/12) 歌野 晶午 商品詳細を見る |
・あらすじ
<頭狂人><044APD>
奇妙なニックネームを持つ5人がインターネット上で殺人推理ゲームを出題しあっている。
密室、アリバイ崩し、ダイイングメッセージ、犯人当てなどなど。
ただし、ここで語られる殺人はすべて、現実に発生していた。
出題者の手で実行済みなのである・・・・・・。
茫然自失のラストまでページをめくる手が止まらない、歌野本格の粋を心して噛み締めよ!
・オススメ度
★★★★★★★☆☆☆
・感想
形式としては短編集なのかな?
犯人が出題者という特殊な状況でありつつ、ミッシングリンク、密室、アリバイ崩し等、
一つ一つの事件のトリックがキッチリと練られてて(伴道全教授以外)、飽きずに一気に読み終えた。
ただ最初の事件は長すぎて少しダレた。あと複雑過ぎて途中で思考停止した。
被害者の共通点は?っていう問題自体は好きだけど、色々な要素を詰め過ぎだよ・・・。
頭狂人の事件のトリックっつーかネタはすぐに読めてしまって少しガッカリ。
ミスリードが少しあからさまだったのがいけなかった。あと伏線も分かりやすかったので・・・。
あとaXeは後々考えると気持ち悪い。
とまぁ、ちょっと不満点もあったりだけど、普通に良作だった。
最近はあまり良いミステリを読んでなかったから、こういった本格を読めると嬉しい。
歌野作品は個人的には当たり外れが激しいんだけど。
プロフィール
Author:ゲン
就職間近の大学生です。
趣味・読書と言いながらも、読むペースは本当に遅いです。
カテゴリ
月別アーカイブ
積読本リスト
現在98冊
綾辻行人 『人形館の殺人』
綾辻行人 『時計館の殺人』
綾辻行人 『黒猫館の殺人』
綾辻行人 『緋色の囁き』
綾辻行人 『暗闇の囁き』
綾辻行人 『黄昏の囁き』
綾辻行人 『どんどん橋、落ちた』
綾辻行人 『殺人方程式』
有栖川有栖 『ロシア紅茶の謎』
有栖川有栖 『スウェーデン館の謎』
有栖川有栖 『ブラジル蝶の謎』
有栖川有栖 『英国庭園の謎』
有栖川有栖 『海のある奈良に死す』
有栖川有栖 『暗い宿』
有栖川有栖、他 『「Y」の悲劇』
伊坂幸太郎 『ラッシュライフ』
伊坂幸太郎 『重力ピエロ』
石持浅海 『水の迷宮』
乾くるみ 『リピート』
井上夢人 『メドゥサ、鏡をごらん』
井上夢人 『ダレカガナカニイル・・・』
折原一 『丹波家殺人事件』
折原一 『黒衣の女』
折原一 『耳すます部屋』
折原一 『沈黙者』
折原一 『灰色の仮面』
折原一 『水の殺人者』
折原一 『蜃気楼の殺人』
折原一 『冤罪者』
折原一 『天井裏の散歩者』
折原一 『倒錯の死角』
折原一 『天井男の奇想』
笠井潔 『群集の悪魔』
神山裕右 『カタコンベ』
北森鴻 『メビウス・レター』
北森鴻 『花の下にて春死なむ』
北森鴻 『親不孝通りディテクティブ』
北山猛邦 『『クロック城』殺人事件』
倉知淳 『日曜の夜は出たくない』
倉知淳 『占い師はお昼寝中』
倉知淳 『幻獣遁走曲』
佐藤友哉 『エナメルを塗った魂の比重』
佐藤友哉 『水没ピアノ』
重松清 『定年ゴジラ』
清涼院流水 『Wドライヴ 院』
清涼院流水 『カーニバル 一輪の花』
清涼院流水 『カーニバル 二輪の草』
清涼院流水 『カーニバル 三輪の層』
清涼院流水 『カーニバル 四輪の牛』
清涼院流水 『カーニバル 五輪の書』
西澤保彦 『解体諸因』
貫井徳郎 『プリズム』
舞城王太郎 『煙か土か食い物』
舞城王太郎 『世界は密室で出来ている』
舞城王太郎 『熊の場所』
舞城王太郎 『阿修羅ガール』
舞城王太郎 『九十九十九』
舞城王太郎 『山ん中の獅見朋鳴雄』
麻耶雄嵩 『翼ある闇』
麻耶雄嵩 『夏と冬の奏鳴曲』
麻耶雄嵩 『メルカトルと美袋のための殺人』
麻耶雄嵩 『木製の王子』
宮部みゆき 『長い長い殺人』
宮部みゆき 『我らが隣人の犯罪』
村上春樹 『神の子供たちはみな踊る』
村上春樹 『回転木馬のデッド・ヒート』
村上春樹 『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(上)』
村上春樹 『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(下)』
村上春樹 『レキシントンの幽霊』
村上春樹 『ノルウェイの森(上)』
村上春樹 『ノルウェイの森(下)』
村上龍 『五分後の世界』
森博嗣 『有限と微小のパン』
森博嗣 『地球儀のスライス』
森博嗣 『黒猫の三角』
森博嗣 『人形式モナリザ』
森博嗣 『月は幽咽のデバイス』
森博嗣 『夢・出逢い・魔性』
森博嗣 『そして二人だけになった』
森博嗣 『女王の百年密室』
森博嗣 『迷宮百年の睡魔』
森博嗣 『四季 春』
森博嗣 『四季 夏』
森博嗣 『Φは壊れたね』
森博嗣 『θは遊んでくれたよ』
森博嗣 『スカイ・クロラ』
森博嗣 『ナ・バ・テア』
森博嗣 『ダウン・ツ・ヘブン』
森博嗣 『フラッタ・リンツ・ライフ』
森博嗣 『クレイドゥ・ザ・スカイ』
森見登美彦 『太陽の塔』
森見登美彦 『四畳半神話大系』
森見登美彦 『夜は短し歩けよ乙女』
米澤穂信 『氷菓』
米澤穂信 『愚者のエンドロール』
米澤穂信 『春季限定いちごタルト事件』
米澤穂信 『夏季限定トロピカルパフェ事件』
依井貴裕 『夜想曲』
綾辻行人 『時計館の殺人』
綾辻行人 『黒猫館の殺人』
綾辻行人 『緋色の囁き』
綾辻行人 『暗闇の囁き』
綾辻行人 『黄昏の囁き』
綾辻行人 『どんどん橋、落ちた』
綾辻行人 『殺人方程式』
有栖川有栖 『ロシア紅茶の謎』
有栖川有栖 『スウェーデン館の謎』
有栖川有栖 『ブラジル蝶の謎』
有栖川有栖 『英国庭園の謎』
有栖川有栖 『海のある奈良に死す』
有栖川有栖 『暗い宿』
有栖川有栖、他 『「Y」の悲劇』
伊坂幸太郎 『ラッシュライフ』
伊坂幸太郎 『重力ピエロ』
石持浅海 『水の迷宮』
乾くるみ 『リピート』
井上夢人 『メドゥサ、鏡をごらん』
井上夢人 『ダレカガナカニイル・・・』
折原一 『丹波家殺人事件』
折原一 『黒衣の女』
折原一 『耳すます部屋』
折原一 『沈黙者』
折原一 『灰色の仮面』
折原一 『水の殺人者』
折原一 『蜃気楼の殺人』
折原一 『冤罪者』
折原一 『天井裏の散歩者』
折原一 『倒錯の死角』
折原一 『天井男の奇想』
笠井潔 『群集の悪魔』
神山裕右 『カタコンベ』
北森鴻 『メビウス・レター』
北森鴻 『花の下にて春死なむ』
北森鴻 『親不孝通りディテクティブ』
北山猛邦 『『クロック城』殺人事件』
倉知淳 『日曜の夜は出たくない』
倉知淳 『占い師はお昼寝中』
倉知淳 『幻獣遁走曲』
佐藤友哉 『エナメルを塗った魂の比重』
佐藤友哉 『水没ピアノ』
重松清 『定年ゴジラ』
清涼院流水 『Wドライヴ 院』
清涼院流水 『カーニバル 一輪の花』
清涼院流水 『カーニバル 二輪の草』
清涼院流水 『カーニバル 三輪の層』
清涼院流水 『カーニバル 四輪の牛』
清涼院流水 『カーニバル 五輪の書』
西澤保彦 『解体諸因』
貫井徳郎 『プリズム』
舞城王太郎 『煙か土か食い物』
舞城王太郎 『世界は密室で出来ている』
舞城王太郎 『熊の場所』
舞城王太郎 『阿修羅ガール』
舞城王太郎 『九十九十九』
舞城王太郎 『山ん中の獅見朋鳴雄』
麻耶雄嵩 『翼ある闇』
麻耶雄嵩 『夏と冬の奏鳴曲』
麻耶雄嵩 『メルカトルと美袋のための殺人』
麻耶雄嵩 『木製の王子』
宮部みゆき 『長い長い殺人』
宮部みゆき 『我らが隣人の犯罪』
村上春樹 『神の子供たちはみな踊る』
村上春樹 『回転木馬のデッド・ヒート』
村上春樹 『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(上)』
村上春樹 『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(下)』
村上春樹 『レキシントンの幽霊』
村上春樹 『ノルウェイの森(上)』
村上春樹 『ノルウェイの森(下)』
村上龍 『五分後の世界』
森博嗣 『有限と微小のパン』
森博嗣 『地球儀のスライス』
森博嗣 『黒猫の三角』
森博嗣 『人形式モナリザ』
森博嗣 『月は幽咽のデバイス』
森博嗣 『夢・出逢い・魔性』
森博嗣 『そして二人だけになった』
森博嗣 『女王の百年密室』
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森博嗣 『四季 春』
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森博嗣 『Φは壊れたね』
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森博嗣 『ダウン・ツ・ヘブン』
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森博嗣 『クレイドゥ・ザ・スカイ』
森見登美彦 『太陽の塔』
森見登美彦 『四畳半神話大系』
森見登美彦 『夜は短し歩けよ乙女』
米澤穂信 『氷菓』
米澤穂信 『愚者のエンドロール』
米澤穂信 『春季限定いちごタルト事件』
米澤穂信 『夏季限定トロピカルパフェ事件』
依井貴裕 『夜想曲』





